人見知りの子を責めないで!人見知りが持つ素晴らしい素質。

  2015.06.08

家庭

人見知りの子を責めないで!人見知りが持つ素晴らしい素質。

子どもそれぞれの性格

子どもにはそれぞれの特徴があります。性格は様々です。子どもは成長する過程で性格も変わって行くわけですが、その時々で親は心配したりするものです。できることなら良い方に持って行こうと思うのではないでしょうか。

それは本当に正しいのでしょうか。

人見知りする子、しない子

子どもが大きくなっていく中で、まず最初に親が気になるのは人見知りについてではないかと思います。人見知りをする、しないは子どもによります。人見知りの度合いも子どもによって異なります。

人見知りなんかしない子は、どんどん積極的に、好奇心の赴くままに進んでいきます。知らない人にあってもへっちゃらです。人見知りをする子だと、正反対の行動です。いつもお母さんにくっついていて、恥ずかしそうにしているんですね。

その性格の違いがよく現れるのは、公園に行った時ではないでしょうか。人見知りの子は、なかなか思い通りに遊べません。遊具がいろいろあっても、そこに他の子がいたりすると、遊ぶのをためらいます。本当は遊びたいんだと思うんですが、それよりも守りに入って、自分の世界から出ようとはしないんですね。

人見知りじゃない子の場合、どんどん楽しみます。他の子がいても、何も気にせず、むしろ他の子にも話しかけてみたりします。活発な印象なんですが、あまりに活発だと、危険に感じることもあります。この性格の違いは何なんでしょうか。親の性格を引き継いでいるのかもしれません。でも、兄弟で性格が違ったりもしますよね。

子どもの人見知りを悩むお母さん

お母さんが悩みに感じるのはどちらが多いでしょうか?人見知りする子、しない子?たぶん、する子がじゃないかと思うんですよね。赤ちゃんのとき、親以外の大人に抱っこすると泣いちゃうのはほとんどの子がそうだと思うんですが、もう少し大きくなっても、他の大人を受け入れようとしない子ども。大人だけでなく、子どもも受け入れない。そうなると、集団の中で遊ぶこともできません。

お母さんは、幼稚園や保育園でうまくやっていけるのかと悩むでしょう。

集団生活の場だけではありません。例えば、近所の人にお菓子をもらったり、親戚の人からおもちゃをもらったりしたときの子どもの反応はどうでしょうか。もじもじしていて「ありがとう」とも言えない子。あいさつもできない子。我が子ながら、ガッカリしてしまうのではないでしょうか。まるで、親がちゃんと教育してないみたいに見えてしまいます。

お話が苦手とも言い切れないんですね。お母さんとならちゃんとお話ができるし、家の中ではうるさいぐらいに騒いでいる。でも、外に出て、他の人に会うと、くっついて離れない。後ろに隠れるようにする。愛想がない。この家の中と外でのギャップにお母さんは、なんか悔しいような気持ちに襲わるんですよね。本当はできる子なのに、なんでもっとハキハキしないんだろう、この子は。って思います。

子どもの人見知りは、お母さんにとって悩みにもなっているのではないかと思います。でも、大丈夫です。

性格の差もやがては同じ方向に

人見知りする子もしない子も、やっぱり子どもの頃の方が性格が行動に出やすいと思います。だんだん成長すると、人見知りの子も少しずつ、社交性を身に付けていきます。人見知りしない子にも、恥ずかしいといった気持ちが芽生えてきます。大人になった頃には、差は残るかもしれませんが、どちらも社会で生きるのに問題ない程度になっていきます。だから、幼い子どもの人見知りをそんなに心配することはないと思います。徐々に、性格の差は縮まって、1つの方向に向かっていくものなんですね。

さらに、私は人見知りする子は素晴らしい才能の持ち主なんじゃないかと思っているのです。

人見知りは周りを気にすること

人見知りって、なんで起こるのかを考えたことがあるでしょうか。恥ずかしさとか、見られている意識が強いとか、性格によるもの。よく考えると、それはちゃんと周りを意識できているってことじゃないでしょうか。

「傍若無人」って言葉があります。これはまわりに誰もいないかのように振る舞うことですよね。人見知りは正反対なんですね。周りをものすごく気にするわけです。自分の意思よりも周りを気にして尊重しているのです。これは言い方を変えると「周りの空気を読める」ってことではないでしょうか。

子どものうちは、たしかに活発に動いている子どもの方が、無邪気でかわいらしいので、周りの大人からもかわいがられます。これが大人になっても同じようにかわいがられるかと言えば、全然違いますね。無邪気では世の中渡っていけませんよね。職場の会議でも、ママ友との会話でも、学生の遊びの中でも、空気を読んで言葉を発したり、行動することが必要になってきます。これができないのは致命的です。

空気を読めない人は、周りから嫌われてしまう可能性が高いのではないかと思います。大人の世界では空気が読めないことは、かなりのマイナスポイントになるんですね。

空気が読めないのはなおりにくい

社会に出ると、空気の読めない人って必ずいるものなんですね。その人の特徴は、周りに気を使わないこと。自分の行動したいように、すぐ行動する人だったりします。社会は人とのつながりですから、どこに行っても損してしまうのではないかと思います。

では、そんな空気の読めない人が、性格を変えて周りに気を使えるように変われるものでしょうか。私は、かなり難しいような気がするんです。生まれ持ってのもののような気がします。空気を読めない人が、空気を読めるようになるって、不可能なんじゃないかって思うんです。

どう思いますか?

人見知りは悪いことじゃない

人見知りでなければ、空気が読めないってわけではありませんよ。でも、少なくとも言えるのは、子どものときに人見知りであるってことは、生まれ持っての空気を読める性格ってことです。誰かが教え込んだわけでもありません。お母さんはむしろ、ちゃんとあいさつしたり、お礼を言ったり、ハキハキするように言っているのです。それでも、なおらないものなんですね。だから、これも生まれ持った能力なんですよ。周りに気を使うことのできる能力だと思います。

さらに、人見知りでお母さんの影に隠れてしまって、なかなか出てこない子どもの頭の中を想像してみてください。真っ白だと思いますか?私は、ものすごくいろんなことを考えている時間なんじゃないかと思います。状況を見て、考えることができるんですよ。とても思慮深い子どもなんですね。これは誇れることではないでしょうか。空気も読めるし、思慮深いといった素晴らしい素質の持ち主です。

これが、誰かに教わるでもなく、すでに持っているなんて、とてもラッキーなことではありませんか?

だから、無理に変えようと思わなくても良いし、人見知りが悪い事だと思う必要はまったくないと思います。人見知りは、良い事なんです。だから、子どもを責めたりするのは絶対にやめてください。逆効果になってしまうからです。

親はどうすべきか

幼少期に強制的に何かをさせようとすると、トラウマになってしまいます。人見知りを何とか改善しようと、お母さんは、子どもを叱ったりするのではないでしょうか。でも、これが強制的になると思わぬ結果につながります。大人になっても残ってしまう欠点を持ってしまいます。

大切なのは、子どもに自分が劣っていると思わせないことです。人見知りといった、人よりも劣った性格があると思わせてはいけないのです。そのまま大きくなっても、ちゃんとコミュニケーションできるようになるんです。ですから、お母さんができることは、待つことです。人見知りの子は、いろんなことを考えているます。考えられる子です。

そして、いずれ自分に自信を持ったときに、爆発するように突き進みます。それを待ってあげるのがお母さんの役目です。できるだけ、自分に自信を持てる子に育てようと心掛けることが大切です。子どもの良い所を見つけ出し、伸ばしてあげる。この育児の基本が大事だと思います。

なぜ人見知りで悩むのか

人見知りで悩む親の特徴として、親である自分の恥ずかしさを強く意識している傾向があります。ハキハキしていないし、あいさつもできない子は、しつけがちゃんとできていないように思われる、そう思うんですね。でも、実際はよその子のことをそこまで真剣に見ていません。この子は恥ずかしいんだなぁで終わりです。

人見知りを悩むなら、考えてみてください。

子どものために悩んでいますか?

自分のために悩んでいますか?

まとめ

子どもの人見知りははそう簡単にはなおらない。でも、必要以上に心配する必要もない。人見知りの子は思慮深く、空気を読める子。無理に性格を変えようとするのではなく、自信を持てる子に育てることが大事。

お母さんは、他の子と比べたりしながら、自分の子の欠点に目が行きがちです。でも、その欠点は本当に悪いことでしょうか。少し見方を変えると、実は良いものだったりするのではないでしょうか。

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