小学校入学前から教育資金を貯め始めるなら学資保険より終身保険!

  2020.05.14

家庭

小学校入学前から教育資金を貯め始めるなら学資保険より終身保険!

どうやって教育資金を貯める?

我が家も娘がもうすぐ小学校に入学します。幼稚園に入ったばかりだと思っていたらあっという間ですね。

あと15年もしないうちに、この家から出ていってしまうのかもしれませんよね。もう3分の1ぐらいが終わってしまったことになります。寂しいものです。

問題があります。お金のこと。うちはいろいろあって、お金に余裕がありません。娘は大学に行くのでしょうか。行けるのでしょうか。そんな学力があるのかはさておき、お金の面が大いに心配。

いつ必要になる?いくら必要になる?

一番心配なのは大学のあたり。大学は1年で100万円ぐらい?入学金を抜いても、4年間で400万円ぐらいはかかると言われますよね?入学金を入れると500〜600万ぐらい?

あと12年ぐらいで400万円も貯められるのか。とても不安です。今から意識しておかないといけません。

あと12年で400万円。ということは、一年で30万円以上は貯金していかないといけないんです。月々、2万5000円以上!これはカツカツの我が家にとっては、難しいことで。

たぶん無理。

みなさん、どうやって、子どもの教育資金を貯金しているんだろう?いつも思います。

まわりの子、まわりの家庭は、うちに比べたら、すごく裕福な気がする。お金が貯まっているのでしょうか。お金を使っているのに。習い事とか、外食とかね。どこからそのお金が出てくるんだ?

だけど、そんなに給料ってもらっているものなのか。

年収が500万円として、手取りが80%ぐらいで、420万円ぐらいで、月々が35万円。生活費は都内だと、普通で生活費が30万円ぐらいはしますよね?5万円は残る。これなら、なんとか可能。旅行とか行かなければ。

だけど、年収500万円もらっている家庭がどれだけあるのかもよくわからない。少なくとも、うちはそこまでもらっていません。だから、毎月貯めるって無理です。

それならば、方法はないかと言えば、あるんです。こうするしかないんです。

今から取っておく。毎月の貯金は貯まらないけど、過去に貯めた貯金はなくならない。使わなきゃいい。

ですが、私の場合は使ってしまいます。お金があれば安心してしまう。使ってしまいます。これはいけません。なので、将来の学費のために、取っておくのが一番です。

子どもの教育費のためにお金を安全に取っておく方法

一番簡単なのは、銀行に預けておくことですね。安全。定期預金です。でも、これはただ取っておくだけですよ。

利率が悪すぎ(2017年春時点で0.01%。ということは、100万円を預けて100円…)で、ほとんど今の金額よりも増えない。1年で100円ぐらい、道でも拾えそうなレベル。

国債なんかも安心ではあるけど、やっぱり利率は良くない(見てみたら個人向け国債10年で0.05%、税引き後は0.039%、ということは、100万円で390円…)。バスで1回往復したら終わりのレベル。

ということで、学資保険だろうとなるんですよね。

ところが、学資保険もだいぶダメになっているみたいです。同じように利率がよくない。

かんぽ生命の学資保険のシミュレーションやってみたら、子どもが18歳で満期の場合、払込保険料が103万円。これ、システムの故障ですか…?

100万もらうために、103万円を払う。あり得ない!

ソニー生命だともう少し利率はいいみたいですが・・・。

学資保険のデメリット

学資保険は途中で解約すると損するので、解約しないことが前提ですよね、たぶん。

毎月の支払いだと、生活がどうなるかわからないので、心配ではあります。給料が下がったりして、急にお金が必要になったり、月々の支払いができなくなって、解約してしまうと、損してしまうことがデメリットです。

でも、今回は(私の目的は)今の貯金してあるお金を欲に負けて手をつけることなく、取っておくことが目的なので、むしろ解約しないというか、手を出さない決意は(今のところは)ありますから、この点は大丈夫なんです。

問題は、利率がイマイチであることなんですよね。

学資保険でやるとどうなる?

いくつか生命保険の会社のサイトでシミュレーションしてみましたのでご参考までに。

ソニー生命の学資保険
・月々9,000円
・返戻率…101%
(100万円の場合、17歳から5年間、毎年20万円ずつもらう)

ニッセイ学資保険
・返戻率…105%
(100万円の場合、18歳から5年間、毎年もらって、祝い金の有無を選べる)
100万円受け取るためには、月20,000円ぐらい払う必要がある。なんで、そんなに?よくわからない…

アフラックの夢見る子どもの学資保険
・返戻率…95%
(この時点で見る気なくす…)

もう調べてもよくわからない部分があるからやめました。人に聞くのが一番。ですよね。

学資保険よりも、もっといい保険はないの?

学資保険よりも、もっと利率のいい保険があった。

とりあえず、学資保険みたいなふうで、養老保険でもなんでもいいから、名前は違ってもいいから、もっと利率のいいものがないかと思って、保険屋さんに相談してみました。

すると、あるんですね。最近は子どものためのお金を貯める方法としては、学資保険よりも終身保険が増えていると言われました。低解約返戻金型という保険。

知らなかったんですけど、終身保険と言っても、ずっと死ぬまで払うわけじゃなくて、10年ぐらいで解約してもいいんですね。ただし、10年経つ前に解約すると、損してしまうというシミュレーションをもらいました。

問題はその後です。学資保険だと、その時に満期を迎えますが、終身保険はずっとそのままでもいい。ピークを過ぎると下がるというのもなくて、その後は徐々に増えるような感じです。

満期がないから終身なんでしょうね。満期じゃなくて解約するということ。

ということはですよ。

もし、(そんなことはないと思いますが)上の子が大学進学の頃は、お金に余裕があって、下の子のときに使おうと思えば、解約しないで、そのままにしておくこともできる。そうなっても増えるし、銀行に預ける預金よりも利回りがいいようです。

もし解約せずに65歳ぐらいまで行っちゃえば、120%ぐらいの返戻率です。100万円が120万円になるということですよね!

これが「低解約返戻金型」というらしいです。

今回、私がやりたいような、月払いではなくて今の時点で前納できるという保険の商品は限られるようですが、オリックスの保険はできるそうです。もちろん月払いもできますよ。

(私は忘れっぽいから解約のタイミングが遅れても大丈夫かって大事かも。何しろ12年後ですから。想像すらできない未来。)

ここまでをまとめてみると

うちの場合。条件。

  • あと12年後ぐらいに増えていること。
  • 月払いではなく、今の貯金を前納してよい利率で増やすこと。
  • 死ぬことを考えずに、貯蓄がメイン。

こういう感じで探したのですが、学資保険よりも終身保険がいいようです。

あとは年齢とかで変わるし、健康状態とかもあるのでしょうけど、一番気になるのは、私が入るべきか、旦那で契約するべきかです。

若いほうが、それに女性の方が利率はいいんですね。タバコ吸うかどうかでも変わる場合もあるとか。まあ、死んだときのことを考えなければ、貯蓄という意味だけで考えれば、私の方が良さそうですが。

税金面でのお得感

毎年の年末調整や確定申告のときに、生命保険料控除というのがあるんですよね。10万円までが所得控除になる。

月払いなら、その年に払った額。前納の場合はどうなるか気になったんですが、保険屋さんの話だと、10年間の支払いを前納しただけなので、毎年控除になるそうです。これはこれで安心。

なんかもっと保険をうまく使えば、お得になるような気がしてきました。とりあえず、少しでも貯まったら、こういう終身保険の低解約返戻金型にしていこうかなと思いました。

ところが!

今年の4月からは生命保険の利率が悪くなるらしいんですね。あともう少ししかないんですが、やるなら3月なんだそうです。

これは保険屋さんの営業テクニックかもしれませんけど、話だと、4月からは円での運用がもうからないようになるので、外貨を使った保険が出てくるだろうとのこと。外貨がからむと、為替の関係が心配です。

受け取りたい時に、今よりも円高になってしまった場合、為替の影響で受取額が想定よりも少なくなってしまうリスクがあります。

その点を考慮して、もともとの利率は高めに設定してあるみたいですが。どうなのでしょうか。なんか不安。

とにかく、小学校入学のタイミング、それかもっと早いタイミングでもそうですが、学資保険を考えているなら、利率の面で得な低解約返戻金型という終身保険がいいようです。

年齢とか、条件でどの保険会社が有利かというのもあるので、保険屋さんに聞いてみるといいと思います。(ネットで見てみると、まずニッセイ学資保険がなんで高いのか、ここでわからないので…。)

子どもの将来のために、今やるべきです!手遅れになる前に…

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