5月の壁面装飾は、こいのぼり、春の小川、遠足・運動会を意識して作ろう!
2023.09.29
5月の壁面装飾のキーワード
5月の壁面装飾のネタは何でしょうか。5月は新緑の季節です。5月5日は男の子の節句です。こいのぼりは欠かせませんね。5月になると幼稚園や保育園では、入園した子ども達もだんだん慣れてくる時期でもあります。最初は緊張していた子も、保育室の壁を見る余裕が生まれてきます。
そんな5月の壁面装飾のキーワードは、「こいのぼり」「春の行事」「春」です。
こいのぼり
5月5日は端午の節句と言われ、男の子のいる家庭ではこいのぼりを飾ります。幼稚園や保育園もこの行事を無視することはできませんよね。こいのぼりは、イラストなどでも良く見かけるので、イメージはつかみやすいと思います。もともと、色もはっきり分かれているので、作りやすいでしょう。注意したいのは大きさなんです。
子ども達はすでに大きな実際のこいのぼりをどこかで見ているはずです。壁面装飾に使われるクマやウサギなど、動物は想像上の世界として作られます。楽しげな表情を持つ動物は、本物の動物とはかなりの差があります。ところがこいのぼりは違います。実物からして、想像上の世界のものなんですね。
実物と壁面装飾との差が小さいものになります。
実物は大きく、インパクトも大きいものです。ですので、壁面装飾として小さく作ってしまうと、情けないこいのぼりの印象を与えかねません。なるべく目立つように、大きく、勢いのあるこいのぼりを心掛けましょう。
それから、こいのぼりがメインであるべきだと思いますが、端午の節句としてはカブトを飾る風習もあります。カブトは子ども達が折り紙で作って、壁面に貼るのも良いかもしれません。
春の小川
5月はどんな時期かと言えば、まだ夏とまでは行きません。春の季節です。4月に飾った春らしい壁面装飾をそのまま貼っている壁もあると思います。
ただ、入園や進級から1カ月が過ぎ、桜も散っている時期です。春の壁面装飾としても少し変化を加えると良いのではないでしょうか。梅雨はもう少し先なので、アジサイは早いし、これといって5月にふさわしい壁面装飾が見つからないかもしれません。
そこで、5月は暑い日もあったりするので、少し涼しさを表現する意味でも春の小川を作ってはどうかと思います。4月の壁面装飾でも可能ですが、4月はネタが豊富なので、5月の方が良いと思うんですよね。小川ですから、魚はメダカやおたまじゃくしが良いでしょう。ザリガニもいい味を出します。川の周辺も緑や花で彩りましょう。
小川の水についてですが、背景を青にして魚を貼り付けていくのもありですが、一工夫入れても良いと思います。水の雰囲気を表すために紙以外の素材を使うことも効果的です。例えば、エアパッキンを青で塗ると水の流れのように見せることもできますよ。小川を作るときは、ザリガニは川底にいなければおかしいとか、魚が泳ぐ方向、群れで泳ぐ習性などにも気を配りましょう。
それ以外では、アリ、ヒヨコ、ハトなどを5月の壁面に登場させても良いと思います。子どもには外で遊ぶ楽しさを伝えられると良いですね。
遠足、運動会など春の行事
春の行事として、5月頃に春の遠足を行う幼稚園や保育園もあると思います。遠足の壁面装飾では、バスを大き目に作り、動物が乗っているように作るのが1つのパターン。バスを飾らないパターンとしては、遠足のお弁当の風景も雰囲気が出ます。おにぎりを食べているところ、近くには水筒も置きたいですね。
運動会を表現するには、服装、カラー帽、運動靴、それからメガホン、メダル、バトンなどを作ると全体を描くことができます。競技をしているところなら、走っているところよりも、協調性のある団体競技にしましょう。玉入れの方が壁面装飾にはふさわしいと思われます。
遠足や運動会の後は、子ども達が、その思い出を絵に描いたりしますよね。行事の前までは子ども達の気持ちを盛り上げる壁。終わった後は子ども達の作品をメインとして飾り、周りを壁面装飾で飾る。そんなイメージで、次の壁面の構成まで考えておくと、無駄がなく、流れもでき、タイミングよく貼り替えが行えます。そこまで考えるのは、実際難しいですけどね。
母の日、サクランボを使う
5月は母の日があります。お母さんが大好きな年代の子ども達が集まるところですから、母の日も大切にするべきでしょう。カーネーションの装飾をして、親子の絆が感じられる壁面になると良いと思います。
それから、5月の壁面装飾に取り入れたい植物としては、サクランボなんかはどうでしょうか。2つ並んだサクランボはかわいいです。表情を付けても良いかもしれませんね。
まとめ
5月の壁面装飾のキーワードは、こいのぼり、春の小川、遠足や運動会などの行事です。こいのぼりは大きさを意識し、小川には生物の修正も加えると良いでしょう4月から春の壁面装飾が継続しますが、子ども達の心情と合わせて変えていくことも必要だと思います。
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Comment
昔ながらの壁面の考え方ですね。