幼稚園の先生が子どもの親と仲良くなることによるメリットとデメリット。

  2015.09.01

幼稚園・保育園

先生が園児の保護者と仲良くなることによるメリットとデメリット。

園児の保護者とのつき合い

幼稚園の先生と園児の保護者との関係はどうあるべきでしょうか。

園によってとか先生によってつき合い方が変わるものだと思うんですが、先生たちはどう考えているでしょう。

1年で担任が変わるとしても1年間のつき合いは、けっこう濃いものになりますよね。毎日顔を合わせる保護者もいますし。先生にとって大事なことは、どこまでOKにするかといった線引きです。

幼稚園から見ると、園児の保護者はお客様。先生から見ると、相手によってはクレームが出るかもしれないもしれない地雷みたいなもんです。

怖いですね。

でも、ちゃんとした信頼関係が作らなきゃいけないと思います。信頼関係がないと、何でもないことがうまく行かなかったりするものです。だから、保護者との関係は大事です。

どこまで仲良くする?

園児の保護者も人それぞれ。園児の数だけ保護者がいる。個性も豊かだと思います。中には、かなりなれなれしく話しかけてくるお母さんもいる。私の場合は、話してくれるお母さんの方がやりやすいなと思うんですけど、ちょっと困るのは、ガンガン来るタイプ。

クラスに1人か2人ぐらいはいるんじゃないかと思います。そんなとき、何も考えないで対応することは危険です!

きちんと、どこまで仲良くするべきかを意識してつき合わないといけません。

仲良くなることのメリット

なぜ、つき合い方を考えなければいけないのかと言うと、デメリットがあるからですね。

親と仲良くなることにはメリットもあります。園児の家での様子を詳しく聞けることはうれしいし、仲良くなれば、なかなか他の先生には話しづらい悩みなんかも聞いてくれるかもしれない。近くのおいしいお店などの情報を教えてくれるかもしれません。

もっとメリットとなるのは、他の園児のお母さんの裏情報などが聞けることです。園で落ち着きがないとか、精神的な乱れが気になるといった園児がいる。そんな場合、家庭環境に問題があることが多いんですよね。

でも、お母さんから直接聞けるとは限りません。人間、みんな弱みを見せたくないですから。そんなとき、他の子のお母さんがなぜか、他の家の事情を知っていたりします。

そんな情報を得たいなら、保護者と蜜につき合った方が得なんですよね。

実際にそうやって情報を得る先生がいます。情報を早く手に入れれば、早く対処することができます。本当に悩んでいる保護者を助けることができます。

ただし、それでうまく行く先生は一握りです。圧倒的な存在感があって、圧倒的な保護者からの信頼を得ているカリスマです。何があっても信頼の揺るがない先生になってからでないと難しいこと。

保護者達を操れるようにならなければいけません。そんな先生は滅多にいません。まねしようとしてもうまく行きませんし、うまく行かないどころか、大きな失敗につながって後悔することにもなります。

だから特定の保護者と仲良くし過ぎることは、デメリットの方が大きいんです。

圧倒的に大きいんです。

時間を拘束される

特定の保護者と仲良くなることは、先生にとって損することが多い。1つは時間の拘束。仕事が忙しいのに、長い長い立ち話につき合うこともあります。それは信頼関係を作ることとはまた別です。

しっかりした信頼関係であれば、先生のことにも気を使ってくれるはずですよね。先生が疲れたら、園児の保育に影響が出るんですからね。

相手のことを考えずに時間を使う保護者もいるのです。ですから先生の貴重な時間を損していることになります。その時間をもっと有意義に使えるはずですよ。

保護者と仲良くなると同時に敵を作る

次に、特定の保護者と仲良くなると敵を作ります。保護者全員と同じように接していないと、不満に思う親が出てくるんですね。

ある保護者だけが得していると思うと、今まで黙っていた人を刺激してしまいます。おもしろくないと思わせてしまう。これがもっとも怖いことです。

いつも意見を言わないような穏やかな人まで敵に回してしまうんです。つまり、保護者と先生との間の信頼関係がどんどん崩れて行ってしまうわけです。

信頼関係を失った保育は、相当キツイものがあります。特定の保護者とつき合うことで、それに変えられるほどのメリットは得られません。

注意するタイミング

どのようなときに注意するべきでしょうか。

注意しなければいけないタイミングがあります。取っ掛かりは、家のことを聞いて来ることが多いんですね。

「先生ってどこに住んでるんですか?」

「遠いんですか?」とか。

あれ、家のことを答える質問だなと思ったら要注意。始まりです。その保護者はガンガン来ます。

最初はそれで終わるかもしれませんが、そのうち誘われるでしょう。「どこかでお茶しましょうよ」となります。

ここでしっかり断らなければいけません。

保護者の興味は何なのか

保護者の興味は何にあるのでしょうか。先生方の噂のネタを欲しがっているんです。どの先生は良いとか悪いとかの話のネタが欲しいわけです。

先生しか知らない裏の顔とか知りたいんですね。表と裏のギャップが大きいほど喜んでくれます。あとは園内の評判とか。そんな話が大好物。スクープのような情報を与えれば、何か見返りもあるかもしれませんね。

ただ、何度も言っているようにデメリットが大きいことを忘れずに!

最初が肝心

一度ハマってしまうと、逃げるのが難しくなります。間違った場所から正しい場所に戻るだけですが、それは裏切りととらえられます。保護者は女性。幼稚園の先生なら女性社会の厳しさはわかっているはず。

断ることは相手に刺激を与えます。

でも、最初に断る方が刺激は小さくてすみます。仲良くなってから断るほどは刺激が大きくなる。

最初が肝心。誘われても、聞かれても、きっちり立場をわきまえて、毅然と対応する必要があります。

仲良くなってしまったら

仲良くなり過ぎないのが一番良いのですが、もし、特定の保護者と仲良くなってしまったら、すぐにでも解決するべきです。

早ければ早い方が良いからです。

間違った方法だったと正直に伝えるべきだと思います。幼稚園の方針に沿わないことだったと伝えても良いと思います。

もしかしたら、先生1人だけの力では難しいことになるかもしれません。園長を入れてでもしっかり伝えましょう。

いずれにしても、自分が未熟だったと言うことになりますね。保護者からすると、そんな先生には大事な子どもを預けたくありません。

だから、最初から正しい対応をするべきなんです。

まとめ

特定の保護者と仲良くなり過ぎることは大きなデメリットがある。どこまで仲良くするのか線引きを考えながら保護者対応をすることが大事。

参考記事:
平等に扱うからクレームが来る。幼稚園のクレーム親をなくす方法。
毎日忙しい幼稚園の先生は、保護者との信頼関係が築けていないかも。
イベント後が大事!親の信頼を厚くするための幼稚園の先生の締めくくり。

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