ママのイライラ解消!壁面装飾で子どもの着替えを早くさせる方法。

  2020.05.15

家庭

壁面装飾で子どもの着替えを早くさせる方法。

壁面装飾の活躍の場は広い

幼稚園や保育園でよく使われる壁面装飾。実は活躍の場はもっと広いのです。いろんな場で役に立ちます。子どもの着替えを早くさせたいときにも、壁面装飾の出番です。

着替えの遅い子ども

子どもをしかりつけてしまって、後になって反省することってありませんか。夜になって子どもの寝顔を見ると、昼間にしかったことを反省する。小さい子を持つお母さんならきっと経験があると思います。私なんかけっこう多いです。親だって人間ですからイライラすることはありますよね。

愚痴になってしまい恐縮ですが、私の場合は着替えのとき。こっちが急いでいるのに、テレビを見ながら、心ここにあらずで、ゆっくり、ゆっくり…。

「早くしなさい!」

「なんでもっと早くできないの!」

それでも、ゆっくり…。

どんどん声のボリュームが大きくなっていきます。「早くしなさい!」という言葉、子どもに対して良くない言葉らしいですね。子どもの成長に良い影響は何もないみたいです。

それはわかった、反省した、にもかかわらず、また…。そして寝顔を見て反省。こんな日々を繰り返しています。

着替えを早くさせる方法

同じようなお母さんがいたら、ぜひ試してみて欲しいことがあります。時間を利用することです。目標タイムを決めて記録に挑戦させるのが良いみたいです。朝ならテレビの画面の隅に時間が出ていたりするので、「8:30までに着替えできるかな」と言って目標を意識させます。3歳ぐらいの子どもだと時間や数字もよくわからないと思います。そんなときはお母さんが数えます。いーち、にー、…とゆっくり数えてください。

数字の意味も、時間の意味もよくわからなくても、子どもは案外急いで着替えます。ここで大事なことがあります。

目標タイムは必ずクリアさせること。

子どもの着替えは予期せぬハプニングが起こります。何度か着替えれば、必ず一度はボタンを掛け間違います。服を反対に着ます。時間をロスしてしまいますが、そのときはゆっくり数えてあげて、何としてでも目標タイムまでに終わらせるようにします。そういう意味では時計で計るよりも、お母さんが数えた方がうまくいきそうですね。

成功したらほめてあげます。そして、子ども以上にお母さんが喜んで見せます。子どもは達成感を味わい、自分ができたことで自信にもつながります。早く着替えることはお母さんを喜ばせることだと知ります。

そのときに、早く着替えたから幼稚園に行くのに時間のゆとりができたとか、お母さんは洗濯ができたとか、早く着替えたことで何が良かったのかを子どもに伝えると良いと思います。

継続するとより効果的

さらに大事なのは続けることです。目標タイムを短くして、前回を上回るようにします。時間を正確に測って、本当に記録を作ることが目的ではないので、少し遅くなったとしても上回ったことにします。そして、もっと上の目標へと向かわせます。

例えば、10回連続で記録を更新できたら、ごほうびを上げるとか、子どものメリットを作ってあげると効果的です。その場合の記録の仕方に最適なのが壁面装飾なんです。

子どものがんばりを記録するなら壁面装飾

子どもに継続の大切さを教えることにもつなげたいので、記録はきちんとしなければなりませんよね。記録には壁面装飾が最適です。壁面装飾とは紙で動物の形などに作られて、幼稚園や保育園の壁に貼られているものです。かわいいので子どもは大好きなんですね。

この壁面装飾を1回の成功ごとに1つずつ貼っていくとか、壁にスタートとゴールを設定して、一歩(一定の距離)ずつゴールに近づけるようにします。貼って剥がすことを繰り返す場合には、壁面装飾の貼り方を注意し、壁に傷がつかないように気をつけてください。

こうすることで、子どもは自分のがんばりを確認できるようになるので、次への挑戦意欲を燃やすことになります。お母さんは、着替えが遅かったのは子どもが悪いのではなく、やらせ方が悪かったのだと気づくはずです。

なぜ壁面装飾が良いのか

壁面装飾は見た目のかわいらしさとともに手作りの温かみがあります。それによって子どもは安心しますし、決して嫌悪感を抱くことなく、すんなり受け入れます。だから、シールを貼るとか、ペンで○を書くとかよりも断然親近感を持つのです。無機質なものでこじんまりとやるのではなく、思い切って壁面装飾を作った方が良いのです。

思い切って壁を使いましょう!

この思い切りこそ、子どもに伝えるべきなんです。お母さんは本気なんだぞという気迫をしっかりと子どもに見せつけてやりましょう。また、壁面装飾は子どもにとっては人間味を感じるものです。動物は紙で作られたものであっても、子どもはその動物が喜ぶようにしてあげたいと思うようです。そんな心理を良い方向に導くと、素直に言うことを聞くので、親としてもイライラしなくて済むようになります。

壁面装飾が親子の間にできやすい、イライラの悪循環を解消してくれると思いますよ。一日の終わりは子どもの寝顔を見て反省するのではなく、今日もよく頑張って偉かったねとやさしく声をかけられる毎日にしていきたいですね。子育ては親子ともに成長するものだとしみじみ思います。

着替えでなくても、壁面装飾は子どものやる気を引き出すにはとても有効です。ぜひご家庭で作ってみてください。

それでもママが好き。怒ったことを悩むより喜ぶことを始めてみる。
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