ママ、歯磨きしようってなる。子どもの歯磨きの習慣化に壁面装飾。

  2020.05.15

家庭

ママ、歯磨きしようってなる。子どもの歯磨きの習慣化に壁面装飾。

歯磨きを嫌がる子ども

歯磨きは子どもにとって楽しいものではないようです。少なくとも、ある一定の時期、子どもは歯磨きを嫌がります。その時期は、歯が生えそろって間もない頃にやってきます。虫歯にならないためには、3歳までの歯磨きが大切らしいのですが、その時期ほど歯磨きを嫌がるのです。それでも根気強く親が子の歯磨きを頑張れば、一生自分の歯で生きていける権利を勝ち取れる。まるで神様が親の愛情を試しているような気がしないでもないですね。

歯磨きのしつけに壁面装飾を活用

私の場合は、恥ずかしながら、歯のことではいろいろと苦労しています。歯の治療はお金もかかりますし、一度失った健康な歯はもう二度と元にはもどらないのです。子どもの将来を考えると、押さえつけてでも歯ブラシを無理やり口の中に突っ込んで、歯磨きしていたのですが、当然ながら子どもは大泣きしてしまいます。

歯磨きは毎日のこと。だから歯磨きは楽しいものだという印象を子どもに植え付けたいものです。かわいい歯ブラシ、甘い歯磨きジェルを使うのは当たり前ですが、もう一工夫欲しいものです。歯磨き粉の味に子どもはすぐに慣れて、慣れるどころか飽きてしまうからです。

そんなとき、壁面装飾が子どものしつけには効果大です。動物の形をしたかわいい壁面装飾、これは子どもには入って行きやすいんです。

歯磨きの大切さを教える絵本なんかもありますが、字を読めるわけでもなく、ストーリーを順序立てて理解できるわけでもなく、まだちょっとその時期の子どもの年齢には早いような気がします。すんなり理解できるのは、一瞬のイメージ。動物とかキャラクターがピッタリなんですね。

子どもは仲間が欲しい

子どもの心理としては、やはり同じ仲間が欲しいんじゃないかと思うんです。自分だけが、やりたくもない歯磨きを無理やりさせられている…だから子どもはおもしろくない。みんなもやっていると思わせることが大事なんです。なんなら、みんなもやっているんだから、自分も早くやらなくちゃ損するんじゃないかと思わせたいですね。

お父さんやお母さんが一緒に歯磨きすれば良いかと言えば、決してそうではありません。親は別、子どもは親を仲間とは見てくれません。同世代の子どもとか、キャラクターが子どもにとっての仲間になり得ます。かわいい動物の壁面装飾があれば、きっと子どもも納得して歯磨きをしてくれると思います。子どものしつけに効果の高い壁面装飾で、歯磨きを習慣化させましょう。

壁面装飾を貼る位置

洗面所の横の壁が良いと思います。まだ洗面所で歯磨きをしない時期なら、いつも歯磨きをする場所を固定して、その場所に近い壁に貼ると良いと思います。この場合、場所を固定するのは大切なんです。場所を固定するのにも壁に貼る壁面装飾は有効ですね。

子どもに何かを習慣化させるのは大変なことなんですが、一度習慣化されれば、それが当たり前になって自主的にやるものです。歯磨きの習慣化の取っ掛かりとして、ぜひ壁面装飾を活用してみてください。

小さいお子さんの場合には、手に届く場所だと剥がしてしまうこともあるので、少し高めが良いです。それから、膝に頭を乗せて歯磨きする場合には、その状態で視線に入るかも気を配りたいところです。

歯磨きのキャラクター

どんな壁面装飾が効果的かと言えば、歯ブラシを持っているクマだと少しイメージが弱いんですね。私はカニが歯磨きしているところを作ってみました。歯磨きと言えば泡、泡と言えばカニ、そう思ってカニにしましたが、クマやウサギでも歯ブラシを持たせれば、それなりに子どもにも理解できます。

できれば、歯磨きをしているところ、それからうがいをしているところも付け加えるとより効果的です。そうなると、やっぱりカニが適当なんじゃないかと思いますがいかがでしょうか。カニと泡は無縁ではないし、カニは何となく水の中でブクブクと水泡を出すイメージがありますからね。

壁面装飾を作る時間がない

壁面装飾は手作り感があって、温かみがあるものなんです。歯磨きだけでなく、いろんな子どものしつけで幅広く活躍できると思います。でも、小さいお子さんがいると、お母さんの毎日はあっという間で、時間に余裕なんかありませんよね。育児と家事で精いっぱいのお母さんが多いと思います。

壁面装飾を作るのは楽しい作業ですが、それなりに時間もかかります。

それに子どもの前でハサミを使うことにも抵抗があります。その場合は購入することができます。

もちろん、1つ1つを手作りしたものです。そのため、多少のズレなどがあったりもするのですが、それが壁面装飾の良さでもあります。

毎日の育児で疲れているお母さんの助けになり、そして、子どもの虫歯予防につながることを願っています。子どもだけではありませんよ。殺風景になりがちな洗面所ですが、動物の壁面装飾が入ると、明るいイメージが作られます。

鏡しか見ていなかった洗面所に1つの「視線の置場」を作るだけでも気分が違い、動物の壁面装飾が華やかな気分にしてくれるはずです。時には子育てに悩んだ時の話し相手になってくれるかもしれませんよ。

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