11月の壁面装飾は、落ち葉、山の中、秋の行事を意識して作ろう!

  2023.09.29

季節・月の壁面装飾

11月の壁面装飾は、落ち葉、山の中、秋の行事を意識して作ろう!

11月の壁面装飾のキーワード

11月の壁面装飾のネタを考えてみましょう。11月はより秋の深まる月ですね。夕暮が早くなり、日の短さが目立ってくる時期。そして冬がすぐそこまでやってきている時期。11月は芸術的な活動も行われる月でもあるんですよね。

キーワードは「落ち葉」「山の中」「秋の行事」です。

落ち葉と枯れ枝

10月の壁面装飾で紅葉を表現し、12月の壁面では雪を表現したい。そうなると、11月は落葉を表現する壁面装飾となります。

葉が落ちてしまうと、木の姿が変わりますし、歩く道も落ち葉で埋め尽くされたりします。落ち葉は枯葉の雰囲気を強く出し、茶色の葉っぱを敷き詰めるようにします。木の枝に残る葉っぱも装飾しましょう。枯れ木には柿がなっていても良いでしょう。枯れ木におすすめしたい装飾が1つあります。

ミノムシです。

枯れ木にミノムシは良く似合うのです。ミノムシの性質を考えると、ノリで貼ってしまうよりも、ひもで枝の部分からぶら下がるようにした方がそれっぽくなります。

山の中

子どもにとって落ち葉は遊び道具でもあります。11月はとても寒い日もあったりしますが、子どもはまだまだ元気に外で遊んで欲しいと思います。11月の壁面には、ぜひ秋の山で遊ぶ動物達を入れてください。

山の中で元気に遊んでいる姿を表現すれば良いわけです。枯れ枝に吊るされたブランコなんかで遊んでいてもいいかも。

座る部分は木の丸太にして、ロープの部分はツルのような感じにすると、山の中の雰囲気が出ますね。ネズミのような小さい動物をブランコにけっこうな数で並べて貼るのもおもしろいですね。

焼き芋

山の落ち葉と関連が深いものとして、焼き芋があります。今の子ども達が落ち葉を使って、焼き芋をするというのは、まずあり得ないと思います。軽トラックやスーパーで販売していますからね。それでも、もし無人島に取り残されたようなときは知っていれば役に立つと思います。落ち葉で焼き芋を焼いているところを装飾しても良いのではないでしょうか。

焼き芋の甘い味は、子ども達もよく知っているでしょう。サツマイモの紫色と甘い黄色の部分のコントラストをしっかりきれいに作ります。

晩秋の11月を壁面装飾で表現するからと言って、寒さに身を寄せ合っているような動物ではダメです。子どもは元気よく遊び健康な体を作って行かなければなりませんよね。そういったイメージが伝わる壁面にするべきでしょう。

壁面装飾はかわいい動物を使ったりします。でも、ただのかわいい飾りではなく、見た人にイメージを植え付け、メッセージを伝える効果があるのです。先生にとって、子ども達にどうあって欲しいのかが大事で、その方向に向かうような壁面装飾でなければいけません。その上で、かわいさ、色の豊かさがあるべきなんですね。

キツネ

11月の壁面装飾ではキツネを登場させるのはどうでしょうか。キタキツネと言ったります。毛もフサフサのイメージがありますから、寒さにも強い動物でしょう。雪の降る前の山の中ならキツネがいそうな感じがしますね。少し特徴がつかみにくい動物ではあるのですが、しっぽは太目にして、黄色っぽい体。プラスで人をだますイメージも持っているキツネ。木の葉を頭に乗せているのもキツネらしさが出せるでしょう。

秋の行事

11月は学習発表会、生活発表会、作品展といった行事のある幼稚園や保育園もあると思います。発表会で演劇などを行うのであれば、そのお話に基づいた装飾も良いと思います。

発表会が終わると、子ども達は絵に描いたりすると思います。その絵を壁に飾るときも、ただ絵を並べて飾るよりは、少し周りや隙間に秋らしい壁面装飾を入れましょう。動物でも良いですし、食べ物でも良いと思います。葉っぱでも良いですよね。そんなデコレーションを一手間かけて作ると保育室の雰囲気がまるで違うものです。

11月に秋の遠足がある場合は、バスやお弁当、おにぎり、水筒などで楽しげに作りましょう。11月は紅葉と重なる地域が多く、行楽シーズンなんですよね。

家族旅行に行く子どもも多いと思います。旅行なら温泉であたたまるのが最高です。温泉を壁面装飾で表現するのも季節感を出せるかもしれませんね。

まとめ

11月の壁面装飾のキーワードは、落ち葉、山の中、秋の行事です。実は11月は紅葉が見ごろの時期でもあります。月ごとに壁面装飾を変えるとすると、やはり11月は落ち葉で表現したい月になります。発表会と重なり忙しい時期だと思いますが、ぜひ秋らしい雰囲気の壁面を装飾してくださいね。

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