忙しい幼稚園の先生は、壁面装飾専用のハサミで作業時間を短縮!

  2020.05.18

壁面装飾テクニック

忙しい幼稚園の先生は壁面装飾専用のハサミで作業時間を短縮しよう!

壁面装飾は時間がかかる…

壁面装飾は慣れないうちはとくに作るのに時間がかかってしまいます。時間をかけた分、きれいにできるかもしれませんし、愛情もこもるかもしれませんね。時間をかけて作った壁面装飾は、作った後にも愛着があったりするものです。

でも、正直なところ、壁面にかける時間がもったいないと思うのではないでしょうか。時間に余裕のあるときなら良いのですが、他の仕事もたくさんあって、あれもこれもやらなきゃいけないときの壁面装飾はちょっとわずらわしかったりする。その気持ち、とてもよくわかります。勤務時間だけではどうにもこうにも終わらずに、家に持ち帰って壁面装飾を作る先生も多いんじゃないかと思います。できることなら、もっと時間をかけずに終わらせてしまいたいと思うはずです。

時間を気にしない?

早く仕上げたいと思いながら作る壁面は雑になってしまうことも多いです。せっかく作るのにもったいないことですよね。雑に飾られた壁面からは雑なメッセージしか伝わらないでしょうしね。でも時間がないから仕方ない。そんなとき、良い方法がありますよ。

壁面装飾の時間を気にしなければいいんです。

壁面装飾は時間がかかるし面倒な作業だなって思っているのではないでしょうか。そのイメージがあると、嫌なものになってしまいます。逆に壁面装飾はそんなに時間もかからない、すぐに終わる作業だと思えば、嫌なイメージはなくなりますよね。そう思い込むだけでも不思議と時間が短縮できたり、丁寧な仕上がりになったりするものですよ。

でも、実際は時間がかかる。それが現実。

だったら、時間を短縮する方法を考えましょう。どうしたらもっと早く壁面装飾が作れると思いますか?

ハサミを変えてみる!

私ならまずは道具を変えてみます。生産性を上げるには道具を良いものするのが最も簡単な方法です。壁面装飾に必要な道具ってそんなに多くないわけですが、メインとなるのはやっぱりハサミじゃないかって思います。

壁面装飾を作るときにハサミの切れ味を気にしたことありますか?

私はそんなに気にしていませんでした。幼稚園にあるハサミを使うのが当たり前で、別のハサミを使ってもそんなに変わらないだろうと思っていました。…これもちょっと違いますね。正確には、別のハサミを使うことなんか考えもしませんでした。幼稚園で働いている頃は。

時間に追われていて、そんなことを考える余裕もなかったんだと思います。それになんかいつの間にかに当たり前になってしまったことって、それを疑うことすらしなくなるもんなんですよね。

実はこれはすごく損してるってこと!

実はもっと違うやり方とかいろいろあって、いろいろ試してみないと、今のやり方が良い方法かなんてわからないはず。でも、試してみようとは思わないものです。

高価なハサミはやっぱり切れる!

私は幼稚園での仕事をやめて家で壁面装飾を作ってみてはじめて気が付きました。このハサミよりもっと良いハサミがあるんじゃないかって思いました。幼稚園から家へと環境が変わったことではじめて気が付くことができたわけです。使っていたハサミは一般的なハサミで、決して切れないわけでもないんですよ。でも、文房具屋さんに行くと高いハサミがあるものなんですね。高いと言っても数百円なんですけど、100円ショップでもハサミは買えるので、それに比べたらけっこうな値段です。

思い切って買ってみました!

高いハサミ。

壁面装飾専用のハサミ。

そしたら、切れ味が違う!

感動!

なんでもっと忙しかったあの頃に高いハサミを買わなかったんだろう…。

後悔です。

スパーン、スパーンと切れます。サクサクと空気を切っただけどもすごく切れる感じがわかる~。わかってもらえるかなー。この感じを言葉で説明するのが難しいのが残念です。ああ、伝えたいーって思いました。今、幼稚園で仕事に追われている先生方にこの切れ味のたまらなさを伝えたい!わずか数百円のお金で何かから解放された。何者かは知らないけど、黒っぽいやつ。とても重いものに押しつぶされてたんだなって思う。空気のうすいところで暮らしてきたんだなって思う。これまでの苦しさから解き放たれました。かなり大げさですけど、ちょっとは合っています。

重ね切りもスイスイ!

壁面装飾を作った経験がある人ならわかると思うんですが、色画用紙を切るときに良くやるのが「重ね切り」です。クマとか動物を切り抜くときも、色画用紙1枚で切らないことも多いんですよね。例えば、右手と左手、右足と左足とか、右耳と左耳とか。左右対称でも同じ形だったら、2枚重ねて切る。それに葉っぱとか、草とか、花とか、何個も必要なときには、できるだけ重ねて切った方が楽チンです。

ハサミの切れ味の違いを最も感じられるのが、この重ね切りのとき。普通のハサミの場合は、重ね切りのときに、けっこう力入れるわけですよね。ここでも高いハサミは、すーーーっと切れます。幸せです。しかも切り口もとてもきれい!

そのとき私の目はとても怖い目になって、古いハサミをにらみつけてました…。

いいハサミの効果

ハサミを変えて思うのは、もちろんスピードアップ。でもそれだけじゃない気がします。精神的に救われた。ストレスがいくらか解消されるんじゃないかと思います。とくに現役の先生には、ストレスを軽減するためにもハサミを変えて欲しいなと思っています。

ちょっと意地の悪いことを書くようですが、壁面装飾のハサミにいいものを使うのは幼稚園の先生なら3年目ぐらいからがいいんじゃないかと思います。最初はやっぱり苦労しないと。苦労してこそ、あの解放感たっぷりの切れ味の良さがわかるんじゃないかなと思います。

英雄の紹介

われらがヒーローのハサミをご紹介します。

実は私、最初は細かいところが切りにくいからハサミを買おうと思ったんです。だから小さいハサミを買いました。そしたら、切れ味があまりにも違うので、これは大きいハサミを買わなきゃって、買ってしまいました。壁面装飾のための専用ハサミを大小2つ持つなんて、贅沢でしょうか…。


壁面用のハサミ
これぞ「洗練された上質な切れ味」。
壁面装飾にピッタリのハサミです。
その名も「CANARY 事務用 剣先」。
品番はESR-175です。
長谷川刃物株式会社さんのハサミです。
職人さんが1つずつ手づくりらしいです。
そりゃ切れ味が違うわけですね。
左手用もありました。
壁面用のハサミ
こちらは細かい作業にピッタリのハサミです。
「CANARY 極細デザイン」。
品番はDS-100です。
 
壁面用ハサミ
大小をそろえれば、作業時間の短縮間違いなしです!
壁面用のハサミ
CANARYの刻印が目印です。
 

近くの文房具屋さんにないかもしれないので、楽天で探してみました。

大きいハサミ(ESR-175)

小さいハサミ(DS-100)

安いショップを見つけました!

大きいハサミ(ESR-175)

小さいハサミ(DS-100)


依存症にご注意!

壁面装飾に時間がかかると思っている方には、ハサミを変えることを強くオススメします!一度使ったらもう元には戻れません!一種の依存症になってしまうのです。それでも良いという方は使ってみてくださいね。

切れ味の良いハサミは道具としては大変便利ですが、子どもにとっては危ないものにもなります。特に小さいお子様のいるところでのご利用はくれぐれもご注意ください。

まとめ

壁面装飾に時間がかかるときはハサミを疑ってみる。切れ味の良いハサミを使うと作業時間を短縮できるだけでなく、精神的にもストレスを感じなくなると思います。ぜひ、壁面を作る際は、奮発して良いハサミをそろえてみてくださいね!

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