毎日忙しい幼稚園の先生は、保護者との信頼関係が築けていないかも。

  2015.06.15

幼稚園・保育園

毎日忙しい幼稚園の先生は、保護者との信頼関係が築けていないかも。

先生と保護者の信頼関係が大事

幼稚園の先生が忙しい原因は何でしょうか。本当に仕事が多すぎるのでしょうか。周りの先生に比べて自分だけが忙しいと思うことはないでしょうか。

先生と保護者の信頼関係は、先生の仕事の忙しさに大きく影響しています。

子どもが幼稚園で健やかに、安全に成長していくために大事なことは何でしょうか。保護者と担任の先生の連携がとても大事なんですよね。連携をうまくするには、お互いの信頼関係が必要です。信頼関係がなければ、先生もやりづらくなってしまいます。

親にとっても、幼稚園自体が信頼できなくなってしまいます。それにより、幼稚園の悪い部分が必要以上に見えてきてしまうものです。信頼関係で結ばれていないと、気にする必要がないことにまで気を使ったり、とにかく余計なことが多くなってしまうのです。

毎日が忙しいと思う先生の中には、園児の保護者との信頼関係に問題はないでしょうか?

信頼不足は子どもにも伝わる

やがて信頼関係の問題は、先生と保護者の関係だけではなくなっていきます。子どもにも影響が出てきます。子どもに先生の悪口を言う親などいないと信じたいのですが、直接言わなくても子どもには伝わります。

その理由の1つが両親の会話です。

両親が幼稚園のことを話しているとします。その近くには幼稚園に通う子どもがいるとします。子どもは聞いていないようでも意外と聞いています。その会話の中で、幼稚園の先生を非難するような内容があったとします。あの先生はうちの子にこんなことを言ったとか言います。はっきりと言わなくても、先生は悪い人なんだと子どもには伝わってしまいます。

先生と会った親が、普段とは違う厳しい口調で話していたとします。その隣に子どもがいれば、先生は敵なんだと思います。先生がいくら幼稚園で人気があったとしても、やはり親を超える存在にはなれません。子どもは親が思っている事が正しいと判断するものなんですね。

このようにして、子どもにまで伝わってしまうと、園児と保護者と先生という三者の信頼関係が崩れてしまいます。そして、信頼関係が崩れることは、園児も保護者も先生にとっても、何一つ良いことはありません。

信頼関係は一瞬で崩れることはない

どのようにして信頼関係は作られたり、崩れたりするものでしょうか。

信頼関係は、1つの事件で作られたり、壊れたりすることは普通ありません。信頼は積み上げられるものです。いくつかのことが重なって、積み上げられて行きます。

印象というのは一瞬で良くなったり、悪くなったりするものですが、それは信頼とは違うものです。

一瞬で信頼関係は作られません。そして、一度出来上がった信頼関係は、一瞬で壊れてしまうこともないのです。

保護者と先生は人間同士の関わりです。人間ですから失敗はあって当然なんですね。でも、相手に失敗があったとき、失敗をどうとらえるかは、信頼関係がどうであるかによって変わります。信頼が厚ければ相手を許すことができます。逆に信頼関係が薄ければ、相手を憎みます。

憎んでしまったら、その影響を強く受けるのは、誰でもない園児です。

大人同士のケンカなら、そこまで気にすることもないかもしれません。でも、子どもが関係してきます。大人のために子どもが不幸になるなんて、あってはいけないことですよね。

信頼を築く感動

入園したばかりのとき、保護者から先生や幼稚園に対する信頼はゼロです。ゼロからスタートしています。お金を払っている保護者からすると、そのお金以上の保育のレベルを求めています。お金が意識される関係性は信頼がない証拠ですね。

保護者が求める要求に応えられない幼稚園の場合、保護者からの信頼を失っていきます。信頼がゼロよりも下回ると保護者はどうするでしょうか。

攻撃を開始します。

先生に対して、幼稚園に対して攻撃するのです。直接の攻撃だけではありません。他の子の保護者にも伝え、仲間を増やそうとするのです。

でも、実際はそんなことにはなりません。なぜなら、保護者が求めるレベルを幼稚園や先生がクリアできるからです。幼稚園が特別なことをしなくても、子どもが幼稚園で何かを学び、何かを得ていることが実感できる。それがあるだけで、保護者は幼稚園を信頼していきます。

自分が教えなければ何もできなかった子どもが、幼稚園に行ったことで、いつの間にかできることが増えてくる。これは1つの「感動」なんですね。感動によって、幼稚園に対する信頼はアップしていきます。ですから、幼稚園はいかに親に感動を与えられるかが信頼を築くためには大事なんだと思います。

感動を生み出すポイント

感動はどのようにして生み出されるものでしょうか。

親は運動会で頑張ってダンスをしている自分の子に感動します。今日、幼稚園で自分の子が先生に褒められたと知ると感動します。自分の子が自分で考えて作った作品を見て感動します。

共通しているのは自分の子どもであることです。つまり、親にとっては我が子の成長を感じることが、感動の大きなポイントとなっています。

たしかに、我が子を見る親の目は違います。他の子ができても感動しません。自分の子ができるから感動します。

でも、感度のポイントは、それだけではないと思います。人はオリンピックで頑張る選手を見て感動したりします。感動するポイントの1つとして、頑張っている人を見ると感動することがあるのではないでしょうか。

私は保護者として、幼稚園の先生の頑張りに胸が熱くなることがあります。別に自分の子のために頑張っているわけでなくても、見ていて感動するものなんですね。

幼稚園も先生も子どものことを一生懸命考えるわけです。子どもの成長で保護者に感動を与えるのは普通のことで、当たり前のこと。でも、子どものこと以外でも感動できるポイントがあります。先生の一生懸命さを伝えることです。これも幼稚園に対する信頼をアップさせることにつながっていきます。どれだけ、一生懸命になれるかが大事なんですね。

このように考えると、園内にはたくさんの感動ポイントがあふれているんです。それら1つ1つが園の、そして先生の信頼を高めたり、失わせたりしている。

手を抜いているところはないでしょうか?

もっと一生懸命できるところはないでしょうか?最近忙しいなと思ったら、チェックしてみてください。

まとめ

保護者からの信頼を高めることができれば、先生はもっと仕事がしやすくなります。信頼に影響を与えるものは、大きなことばかりではありません。毎日の1つ1つの言動が元になっています。保護者と顔を合わせたときの先生の言動。園での活動の中での子どもに対する言動。そして、先生の一生懸命さ。これらが信頼を築く方法です。1つの失敗で信頼が崩れることはないのですから、失敗を恐れずにどんどん積極的に何事も行うべきだと思います。

今日も一生懸命な先生を応援しています!

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