子どもをしかる時に効果的な○○を使った叱り方。

  2020.05.18

家庭

子どもをしかる時に効果的な幼稚園の先生を使った叱り方。

子どもの成長ではあるけれど

どこの親だって自分の子どもはかわいいものですよね。私だって自分の子は一番かわいい。かわいいからと言って、甘やかしてばかりはいられないのが親というもの。怒るときはちゃんと怒って、子どもに反省させることが必要です。

子どもは言うことを理解できるようになって、やがてその言葉が自分にとって心地よくないことまで理解できるようなるんですよね。自分の意思を持って行動したり、言葉を話したり。それは成長以外の何物でもありません。だから喜ばしいこと。

たしかにそう。

でも、子育てはそんなにあまくありません。そんなきれいごとばかり言ってられません。子どもが思うように動いてくれないのは親にとってイライラの原因です。自分の子どもだから余計にイライラするのかもしれないなって思います。

なんで血がつながっているのに気持ちをわかって、協力してくれないの?みたいな。自我が出てきた証拠ではあるんですが…。

子どものしかり方

ところで、子どもを叱るとき、どんな怒り方をしてるでしょうか。まず、きれいごとから言うと、「怒らなくてもいい」なんて言いますよね。きちんと子どもにお話しして、納得させるみたいなこと言いますね。

あれってきれいごとでしょ。

そんなことで丸くおさまるなら苦労しているお母さんはいませんよね。お母さんは忙しいし、気が短いところもある。だから、そんな流暢なことは言ってられない。子どもが、親の言うことを聞かなかったら怒る。これが現実です。

便利な「鬼から電話」

世の中には便利なものがいろいろあります。お母さんの味方であるものがいろいろあります。その中の1つに「鬼から電話」があります。

知っている人も多いと思います。鬼が電話してくれるんですね。お母さんに。そして、どうしましたか?みたいなことを鬼が言って、間が空くので、お母さんが話すと、じゃあ、今から行きましょうか?のようなことを鬼が言います。子どもは恐怖です。片付けしない子には持って来いです。歯磨きを嫌がる子にも効果抜群でしょう。

鬼から電話
https://www.youtube.com/watch?v=VBjEjzEOyNY

ちょっと怖すぎない?

私も「鬼から電話」を使ったことが何度かあります。子どもは予定通りに怖がって泣きました。しめしめでした。でも、冷静になって考えてみると、ちょっとかわいそうすぎるような気もしてきました。なんかイジメているような気がして。

ウソの電話をして。

子どもを泣かせて。

ゴメン。

私は甘すぎるのかもしれません。

私のようなやさしいお母さんにはちょっと刺激が強すぎるのかと思いました。それでアプリはほとんど使っていませんでした。とくに良い方法もないまま、子どもを怒鳴る日が続いていました。「鬼から電話」の鬼のように怒鳴る日。(実はアプリの方がやさしいかも…)ところが、しばらくして良い方法が見つかりました。

幼稚園の先生を利用する方法

うちの子は幼稚園に通うようになったんです。幼稚園ぐらいの子って先生が特別な存在なんですね。子どもをしかるときは、幼稚園の先生を使う方法が効果的だなって思ったんでご紹介します。

まずは、お母さんが子どもに何かをやるように言ったのにやらないとき。そんなときはこれです。

「明日幼稚園に行って先生に言おうっと…」

こうつぶやくだけでOKです。子どもに言うわけでもなく、独り言のように言えば良いでしょう。あとはチラチラと子ども顔を盗み見していればいいだけ。子どもは、それは困るといった感じで、やるべきことをやり始めます。少なくともうちの子はやります。単純なだけですかね。

次に、子どもが悪いことをしたとき。この場合も先ほどのセリフでも十分効果的ですが、もう少し反省させたいとき。

「幼稚園の先生がこんなことしろって言ったんでしょ。お母さんが先生に悪いことを教えないでって言わなきゃ」

この方が子どもにとっては、まずいと思うようです。困ります。それだけは…お願いだからみたいな感じになります。

もっと厳しいお母さんのためにもう1つ。

「今から先生に電話するね」

これで、もう家の中に悪い子はいなくなると思います。

子どもって幼稚園では、カッコつけているんですかね。幼稚園の先生を持ち出すと、ものすごく効果的なんですよね。うちの場合、純粋(単純?)すぎる子なのかもしれないけど、とにかく効きます。

もちろん、先生に言ったこともないし、電話したこともないし、本当にする気なんてこれっぽっちもありません。こんなことを家で言っているなんて先生にも言ったことありません。先生には内緒で勝手に利用させてもらってます。もしかしたら、うちの純粋で単純な子は先生に自ら言ってしまうかもしれませんけど。

子どもを怒るとき、当然ながら暴力はいけないと思います。でも、言葉を並べたって解決しないことだってあります。そんな時の方法として「鬼から電話」のアプリは刺激が強すぎると感じる。だったらおすすめなのが先生を使う方法です。

子どもの心理を考える

恐怖感を利用して子どもをしつけるのも1つの方法だと思います。叩かないまでも、常に竹刀を持ち歩いて、「いつでも行くぞ」みたいな圧迫感で子どもに接するのも1つの方法だとは思いますが、もっと優しい方法があるのではないかと思います。その1つが子どもの心理を利用することだと思うんです。

決して恐怖を与えず、子どもの気まずい心理を利用します。

幼稚園の先生の前ではカッコ良くないといけない子ども。なぜか知らないけどそうなんですよね。だから先生にカッコ悪い姿を見せられては困るんです。幼稚園の先生を家でもうまく活用してみてはいかがでしょうか。

幼稚園の毎月の保育料って高いと思いませんか?

高いお金を払ってるんだから、家で先生の名前ぐらい使わせてもらってもいいでしょ!?

うちの子の場合は先生が効果的だったわけですが、うまく行かないご家庭もあると思います。でも、子どもの心理をうまく使うことはできると思うんです。どこかに子どもが動かざるを得ないツボがあるんです。心の中にあるんです。

まとめ

子どもをしかるときに、幼稚園の先生の存在を利用して、先生の前では良い子でいたい子どもの心理を刺激するなど、子どもの心理を考えることで効果的な叱り方ができる。

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