小児歯科なら子どもにやさしい歯医者さんをイメージする壁面装飾。

  2020.05.11

いろんな活用

小児歯科なら子どもにやさしい歯医者さんをイメージする壁面装飾。

オシャレな歯医者さん

歯医者さんはコンビニの数よりも多いと言われたりします。たしかにそんな気がします。駅前にもありますし、住宅地にもありますよね。ショッピングモールの中にもよく見かけます。

新しい歯医者さんを窓の外からチラッとのぞくと、中はとてもスタイリッシュ。オシャレなんですよね。間接照明のライトアップ、インテリアも素敵。待合室の雑誌の置き方も素敵な印象。

無駄なものがないといった感じで、清潔感が感じられます。

とにかくオシャレ。本来オシャレを目的に行く美容院よりオシャレな歯医者さんもめずらしくないんです。

先生もクールだと想像する

個人的な感想としては、こんなオシャレな歯医者さんが多くなっている気がしています。

けっこう内装が似ているんですよ。歯医者さんが飽和状態と言われる反面、とくに新しくできる歯医者さんは個性がないような気がします。

小売店や飲食店が個性を出そうと必死になっている中、歯医者さんももっと個性あるスタイルがあっても良いと思うんですけどね。その方が利用する私達も選ぶ楽しみがあるし、ファンができやすい。

歯医者さんのスタイリッシュでクールな雰囲気は決して悪くありません。でも、その奥にいる先生も、きっと都会的でクールな人なんだろうと想像してしまいます。

一方で古いタイプの歯医者さんもあります。家の延長で歯医者もやってます的な所があります。

あまりにも古過ぎると敬遠してしまいますが、その奥にいる先生はスタイリッシュな先生のイメージはあまり湧きません。

そう考えてみると、内装やインテリア、建物のイメージが、奥にいる先生のことをも想像させるものとなっている。私のようなタイプの場合は、気さくで話しやすい先生の方が助かります。

気さくでやさしい先生、それを想像させる雰囲気は?

歯医者さんは緊張するところ

新しい歯医者さん、古い歯医者さん関係なく、待合室で自分の番を待つ間、考えることはみんな同じです。

痛い事をされるんじゃ。

治療費はどのくらいかかるんだろう。

あれこれ想像して不安な気持ちになってきますよね。歯医者さんには独特なにおいがあります。一歩入ると、何となく漂ってくる歯医者さんのにおい。あのにおいに、さらに緊張させられてしまいます。

歯医者さんの待合室は、そんな緊張の中で待つ場所でもあります。

待合室には少しぐらい安らぎがあった方が待っている患者の身からすると気持ちが安定する。怖い思いを和らげるには安らぎが一番。最近のオシャレな歯医者さんは、大きなテレビが壁に掛けられていて、気を紛らすこともできます。でも、もう少し温かみのある方法ないでしょうか。

あります!

壁面装飾です。

歯医者さんに壁面装飾

壁面装飾とは、幼稚園や保育園の壁面に貼られる色画用紙で作られたかわいい動物です。

うさぎの壁面装飾

こんな感じです。

待合室を囲む壁の一画に、かわいらしい壁面装飾があると、安らぎが生まれる。壁に貼らずに、ブラックボードなどに貼り付けて、立て掛けることも可能です。

クールでスタイリッシュな歯医者さんの待合室には似合わないかもしれませんが、小児歯科もされている歯医者さんであればあっても良いですよね。

歯医者さんはもちろん子どもも行くところ。どんなに歯が健康な人でも、子どもの頃には何度か歯医者に行くものです。そして、子どもは大人以上に何かと怖がります。そこにかわいい壁面装飾があると、気分が楽になり、落ち着けるはず。

壁面装飾を子どもに見せると、どうなるか知ってますか?

私の経験上、ほとんどの子どもは笑顔になります。紙で作られたものが、クマなのかウサギなのか、動物の概念を知らない赤ちゃんでも同じように笑顔になります。

歯が生えそろって、2歳ぐらいの子も歯医者さんに行きますよね。そんな幼い子の場合は特に壁面装飾が効果的。

子どもを笑顔にする力を多分に持っているのが壁面装飾なんです。それは、おもちゃや絵本にも難しい、手作りの温かみが作り出す力なんだと思います。

笑顔は緊張や恐怖の中では生まれにくい。さらに無邪気な子ども達は、理由もなく笑顔を作ることはありません。

そんな子どもの笑顔を導き出す動物のかわいい壁面装飾の力をぜひ歯医者さんでも活用して欲しいと思います。

壁面装飾は小児歯科に特に有効

小児歯科の先生は大変だと思います。いくら治療の技術が高くても、子どもが患者なら、他の要素も必要になる。子どもは歯の治療の意味もよく理解していません。それで口の中をのぞきこまれて。

それは恐怖を感じずにはいられません。恐怖のあまり泣いてしまう。

歯医者さんの経営を考えれば、そんなに効率の良い患者ではないと思います。それでも小児歯科は必要で、子を持つ親にとってはありがたい存在なんです。クールな歯医者さんが増える一方で、子どもが好きな歯医者さんが増えればいいなって思うんです。

待合室に置く絵本を多くしたり、キッズスペースを設けたりしている歯医者さんもあります。スリッパをかわいいものにしたり、様々な工夫をされていると思います。どれも子どもの恐怖感を和らげたり、待ち時間に飽きてしまうのを防ぐためだと思いますが、壁面装飾もその1つとして活用できると思います。

歯医者さんで活用するとき、壁面装飾の良さは壁であることだと思います。

絵本はやはり絵本だし、おもちゃはやはりおもちゃです。壁面装飾は、その名の通り壁そのもの。壁は建物の一部であって、建物自体が歯医者さんとなっています。

その建物にかわいくて、子どもが好感を持てる壁面装飾がとけこんでいる。子どもにとっては、歯医者さんとかわいい動物のイメージが重なるわけです。これが子どもの恐怖感を和らげることにつながっていきます。

子どもも大人も楽しい壁面装飾

壁面装飾は少しの隙間でも貼ることができますし、玄関でも、受付のあたりでも、とにかく場所を選びません。

歯医者さんの待合室などでは、子どもの普段の歯磨きを促すような掲示を見ることがありますが、これも壁面装飾を作り、吹き出しなどでメッセージを書くと、子どもには伝わりやすくなると思います。

最後に、壁面装飾は子どもだけが喜ぶものではありません。子どもだけでなく、大人でも笑顔になります。周りに人がいないことが前提ですが、ついニコッとしてしまうんですね。

ぜひ歯医者さんでも壁面装飾を活用してみてくださいね。

手作りの壁面装飾を貼ることによって、歯医者さんの個性を出すことにもつながり、差別化できると思います。

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